KeiganMotor KM-1シリーズはモーター部とコントローラ部が一対で調整されています。
本体が正常に動作しなくなった場合や別のモーターと交換した場合(※KM-1Sシリーズのみ)は、以下のリセット方法にて改善する場合があります。
リセットには以下の種類が存在し、KMQuickまたは本体ボタンを使用して行うことができます。
- 通常のリセット
- 全設定値のリセット
- インターフェイスのリセット
- 工場出荷状態のリセット
- モーター設定のリセット ※KM-1Sのみ
KMQuickを使用してリセット(推奨)
KeiganMotor と PC を USB ケーブルで接続し、KMQuick を使用して各リセットが可能です。
詳細はこちらを参照ください。
https://keigan.zendesk.com/hc/ja/articles/4407178558361#KeiganMotor-28
本体ボタンを使用してリセット
本体のボタンを使用して各リセットが可能です。
1:通常のリセット
記録ボタン(丸)を2秒間長押しするとリセット(再起動)が実行されます。
2:全設定値のリセット
以下の状況が発生する場合は本作業を実施下さい。
記録されている全ての設定値(レジスタ)を初期状態に戻します。
- コマンドを受け付けない
- エラー状態(LEDが赤⇔青で点滅を繰り返す)
本手順で改善されない場合等は、「4:工場出荷状態へのリセット」を実施ください。
- KeiganMotorの電源をOFFにする。
- 記録ボタン(●)と停止ボタン(■)を押したまま電源をONにする。 ※1
- 数秒後、記録ボタン(●)と停止ボタン(■)を離す。
上記手順後、再度電源を入れ直して通信や制御が可能か確認してください。
※1 ファームウェアVer2.17以前は記録ボタン(●)のみで行えます。
3:インターフェイスのリセット
ローレベルAPI等のコマンドで接続方法を変更した場合、設定によっては Bluetooth Low Energy、USB、ボタン等からの接続を受けつけない状態になります。
以下操作を行って接続経路をリセットして下さい。
- KeiganMotorの電源をOFFにする。
- 停止ボタン(■)を押したまま電源をONにする。
- 数秒後、停止ボタン(■)を離す。
上記手順後、再度電源を入れなおして接続が可能か確認してください。
4:工場出荷状態のリセット
- 停止ボタン(■)を5秒間以上長押しする。(LEDが緑で高速点滅します)
- 停止ボタン(■)を押したまま、記録ボタン(●)を2秒間以上長押しし、その後両方のボタンを離す。
- 製品が再起動し、モーターが自動で回転します。(自動調整)
- 回転後、工場出荷状態へ戻り、LEDの初期カラー(ownColor)がランダムに変更されます。
詳しくは以下動画を参照ください。
5:モーター設定のリセット ※KM-1Sのみ
※本作業をすると製品は工場出荷状態に戻ります。
手順 | |
1 |
※製品のLEDが黄色に点滅している場合は手順2から開始してください。 |
2 |
停止ボタン (■)を押したまま記録ボタン(●)を長押しする。 |
3 |
停止ボタン(■)を長押しし、LEDが以下順番で変化することを確認してからボタンを離す。
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