KeiganMotor同士を直接連携（Linkageモード）

Linkageモードとは

KeiganMotor には、アプリを介さず直接 KeiganMotor 同士で連携するためのLinkage（リンケージ）機能が備わっています。

KM-1U ⇔ KM-1S といった異なる機種同士での連携も可能です。
Linkage（リンケージ）機能には入力側・出力側用にKeiganMotorを２個以上用意する必要があります。

※以下はLinkageモードで手前のコントローラーと奥のメカトロウィーゴを連携した事例です

KeiganMotorはデフォルトではBLE機能が有効となっています。
Linkage機能とBLE機能はどちらか1つしか有効にできないため、まずはBLE機能を無効にしなければなりません。

以下の設定方法を参照し、入力側と出力側を設定してください。

入力側：動きを出力側に伝える側
出力側：入力側の動きを受取る側

入力側の設定　※動きを出力側に伝える側

１：■停止ボタンを5回押す。　　　　　　※LEDが水色点滅へ
２：●記録ボタンを2秒間長押しする。　　※LEDが白と緑に点滅
３：KeiganMotorが再起動する。　　　　　※LEDが緑で２～３回点灯→通常の点灯へ

上記の処理終了後、インターフェイス設定が以下のように書き換えられます。

BLE モードがONの場合  → BLE = OFF / Linkage = ON（入力側）
BLE モードがOFFの場合 → BLE = ON  / Linkage = OFF

出力側の設定　※入力側の動きを受取る側

１：■停止ボタンを5回押す。　　　　　※LEDが水色点滅へ
２：▲再生ボタンを2秒間長押しする。　※LEDが白と緑に点滅
３：KeiganMotorが再起動する。　　　　※LEDが青で２～３回点灯→通常の点灯へ

インターフェイス設定が以下のように書き換えられます。

BLE モードがONの場合 →  BLE = OFF / Linkage = ON（出力側）
BLE モードがOFFの場合 → BLE = ON  / Linkage = OFF

Linkageモードが正常に連携されると、以下のように片方の動きをもう片方の KeiganMotor がトレースします。

Linkageモードから通常のBLEモードに戻す場合は、停止ボタンを10回連続で押してください。

左：入力側	右：出力側

複数の KeiganMotor のペアをLinkage モードでマスタースレーブ制御できます。(マルチリンケージ）

デフォルトでは、グループID（無線のチャンネルのようなもの）は "0" に設定されているため、各ペアをそのまま Linkage モードにしても混線してしまいます。
最大5組までの KeiganMotor のペアを、Linkage で動作させることができます。

（3組の KeiganMotor を Linkage で動作させる場合の例）

上記表のように、各ペア全てが別々のグループIDになるよう、変更します。
以下の手順により行って下さい。
（プログラミングを使用する場合、この制限はなくなります。詳細はお問い合わせ下さい。）

モーションを記録・再生（ティーチング・プレイバック）する際のバンク切り替え方法と同様です。
以下のページのバンク切り替え方法を参照下さい。
※本体のボタン操作にて、0~4 の 5 つのバンクを選択できます。

複数の動作を記録・再生する場合は【こちら】を参照ください。